オブシディアン
Obsidian/黒曜石

オブシディアン 火山による天然のガラス
原産地 メキシコ、アメリカ
ほぼ無色、黒、非常に濃い緑

属性 オブシディアン
硬度 5.00 - 5.50
屈折率 1.45 - 1.55
比重 2.35 - 2.60


この宝石は、エチオピアのシャラ湖からローマに最初のオブシディアンを運んだとされるローマ人オブシディアンにちなんで名づけられたと言います。


伝説

オブシディアンは、ニュー・エイジ・ムーブメントで最も重要な「指導者」のひとりと考えられています。また、オブシディアンは、外と内の両方を見通す力を研ぎ澄ますと言われます。クリスタル療法では真実の戦士とされ、人間に自我のありかを知らせ、次の進化のステップのためには何を変えなくてはならないかを教えてくれるということです。


オブシディアンについて

オブシディアンは、火山の噴火による粘り気のある溶岩が、急速に冷えることによってできます。花崗岩と同じ鉱物でできていますが、急に冷やされたため結晶していません。

ガラスのような光沢があり、黒か非常に濃い緑色をしているのが通常ですが、ほぼ無色のものが見つかることもあります。

オブシディアンはかみそりのように鋭い刃にもなります。古代文明ではジュエリーや鏡、矢じり、槍の穂先、削り器に使用され、アステカ文明においては、いけにえのナイフのような鋭利な刃物などとして使われました。そのため、オブシディアンは採掘地から遠く離れた場所で見つかっています。そのことで混乱した宝石学者もいたかも知れませんが、わたしたちの先祖がどのように移動したかを知るよい手がかりにもなっています。

今日、透明なものはステップ・カットされることが多く、透明度の低いものはカボション・カットされます。

ジュエリーとして特に珍重されるのはスノーフレーク・オブシディアンで、印象的な黒い色をした、光沢のある不透明な宝石に、白い見事な模様が入っているものです。この模様は内側の泡やカリウムのフェルドスパーによるもので、黒い地面に生える美しい雪の結晶のようです。